ペックではここ数年でGUI(Graphical User Interface)デザインのご依頼が増えているのですが、

GUIは普段の生活でもいろいろ触れる機会があります。

スマートフォンはもちろんのこと、飲食店の注文とか、電車の券売機とか・・・。

そんな身近な存在のGUIですが、最近感心したことがありました。

 

 

週末は子供の少年野球に行くことがあるのですが、一緒に来ている弟くんや妹ちゃんが何人かいて、小さい子供たちとふれあう機会があります。

小学校に入る前の小さな子供たちですが、私が身に着けているApple Watchに通知とかでチラッと何か表示されるとすごく興味を持ちます。

 

そんな時は腕を差し出してApple Watchを触らせてあげるのですが、むちゃくちゃに操作しているようで結構分かっているなと感心しながら見ています。

まだ文字が読めない3歳児も何となく操作できてしまいます。

 

Apple Watchは画面が小さいから文字が少なく、アイコンで表現している部分がほとんどなので、アイコンの絵で理解したり、×マークは戻るとか閉じるという感覚をもっているんだなと分かります。

 

 

まだ字が読めないからアイコンを頼りにするのは当たり前ですが、大人はもっと文字を頼りにしていると思います。

Apple Watchもメニューの表示を切り替えることができて、アイコンだけのグリッド表示と、文字ありのリスト表示があります。

 

私はやはりアイコン+文字のリスト表示の方が安心します。もちろん表示できるメニュー数は少なくなってしまうデメリットもあるわけです。

 

アイコンと文字の頼り方のバランスは、使う人の年齢によっても、扱う言語によっても違ってくると思うので、その場面にあった適切なデザインが必要と改めて感じました。

 

 

ところで、Apple WatchにもSiri(音声認識)の機能があり、あるボタンを押すとSiriが起動します。

お使いのすべての Apple デバイスで Siri を使う – Apple サポート (日本)

https://support.apple.com/ja-jp/105020

 

小学校に入る前の子供たちは、Siriのもじゃもじゃしたアイコンが出たら音声認識中と理解していました!これにはビックリ!

一人ずつ順番に「Hey Siri!今日の天気は?」と、私のApple Watchに向かって叫んでいたのでした。

 


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