こんにちは。PECデザイナーの重本です。
先日家に帰ると見慣れない自転車がありました。
どうやら同居人が新しく買った物のようです。
車体にいくつか傷のようなものが見えたので、
「中古で買ったんだねー」と声をかけると、
「ん?新品だよ」とのこと。
改めて近くで見ると、私が傷のように見えたものは、カーボンファイバーが反射してできる模様だったようです。
![](http://e-pec.co.jp/pecwp20/wp-content/uploads/2022/01/IMG_20220121_202749294-1024x769.jpg)
スポーツバイクにカーボンが使われているのは知っていましたが、
大抵マットな塗装がされているので、素材が見えている状態をみたのは初めてです。
樹脂コーティングの上に柄のデカールが貼られていて、
素材をあえて見せるデザインになるほどなぁと思いました。
![](http://e-pec.co.jp/pecwp20/wp-content/uploads/2022/01/IMG_20220125_093141459-769x1024.jpg)
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ところで、カーボンだけでどうやって自転車を作るのだろう?と気になって調べて見ると、
金型にカットされたカーボンシートを敷き詰め、中に風船をかまして固めるようです。
当たり前のことではありますが、素材に合わせて成形方法も工夫が凝らされているのだなぁと感じ、
傷みたいに見えたなんて言って申し訳ないなという気持ちになりました。。。
とはいえ購入者や詳しい人は、これをパッと見てカーボンだと分かるみたいで、
よく知らない人なら敬遠されそうなデザインも、”カーボン=良い自転車”という認識がされている人たちには魅力になるのだろうなと思いました。
良いデザインって正解がなくておもしろいですね。
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