PEC株式会社 設計の小原です。

 

今回は、身近にあるものでなるほど!と思った技術について紹介します。

 

世に出ているものってどれも包装がされていますが、大体簡単に開けることが可能だと思います。

ミシン目が付いてたり手順が書かれている包装って多いですよね。

書かれていないものだと、面倒くさがって手で無理矢理に開けることもあるかと思います。ありますよね…

そうした中、開けにくい包装って出会ったことないでしょうか。

 

一例を上げると“ボタン電池”の包装です。

 

以前はただ取り出しにくいなと思っただけでしたが、これは誤飲防止のために強固に作っているそうです。

ボタン電池のサイズだと乳幼児が誤って飲み込むことがあったらしく、最悪死に至ります。

その防止策のために、手では絶対開けれない包装になったと知りました。

この誤飲対策パッケージのガイドラインは、JISにも反映されているようです。

 

開けやすさは本来重要視すべき項目ですが、優先度を違えずユーザーのことを考え不便さを強要しているのだと知りました。

身近にある不便さも実は考えられてそういった形状・目的になっているのかもしれませんね。

 

最後までお読み頂きありがとうございました


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