PEC株式会社 設計の小原です。

 

ここ最近で、技術の進歩を感じることが2点ありました。

 

1つ目は、CADソフトについてです。

 

私は趣味でCADを使ってモデリングすることがあり、その際に個人向けなら無料で使えるFusion360というソフトを使っていますが、これが意外と侮れません。

 

ソリッドモデルやサーフェイスモデルの作成はもちろん、

スカルプトモードやレタリング、図面作製もでき、個人で使う分なら申し分ない機能が使えます。

出来上がるモデルについては、普段の仕事でも使えるレベルのものができます。

 

もちろん、普段使っている有料のCADソフト(SolidWorks等)と比較すると、

1回の操作でできることが、段階踏まないとできなかったり、

複雑なモデルを一部修正するとエラーが発生しやすいなどの欠点はありますが、

モデルの作り方を工夫したりすることである程度解決できます。

 

上記のFusion360の他にも、無料だとBlenderなどの3DCG作成ソフトがあり、

今の時代自分が作りたいと思ったものを簡単に作成できます。

 

ただ一昔前までは、作ったところで現物がすぐ手には入らなかったのですが、

最近は3Dプリンターも高性能なものが安価で入手しやすくなり、

自分で考えてモデリングしたものが自宅ですぐ手に入る世の中になっています。

 

 

2つ目が、3Dプリンターの進化が著しいです。

 

私は、光造形式の3Dプリンターを使用していますが、3万以下でも高精度なものが出力可能であり、

この値段でこのクオリティーのものが印刷できるの!と最初は驚いたことを覚えています。

 

しかし、1年前と今では同じ値段でもさらに高精度なものが印刷できるプリンターが各社競うように販売されており、

ここ数年の3Dプリンターの進化が著しく感じています。

 

似た感じで言えば、携帯の新規モデルが毎シーズンごとに出ていたことが思い出されますね。

 

一昔前では、個人が自宅でモデリングし、市販の製品と変わらない高精度のものが手軽に入手できる世の中は思ってもみませんでした。

仕事でも趣味でも、こういった技術の進歩に置いていかれないように自分をアップデートしないといけないのだと感じています。

 

何はともあれ、わりとお手軽に挑戦でき、自分で考えたものが手に入る自宅モデリングはおもしろいものなのでご興味惹かれたら、一度挑戦してみてはいかがでしょう。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。


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