こんにちは。PECデザイナーの重本です。
サイゼリヤ行ってますか?
私はよく行きます。(シナモンフォカッチャおいしい)
そしてサイゼリヤさんに行くと、必ず間違い探しをします。
(↓キッズメニューの表紙・裏表紙に間違い探しのイラストが描いてある)
エンターテイメント|サイゼリヤ (saizeriya.co.jp)
これがなかなかの難易度ということで有名で、
いつも8個くらいまではなんとか見つけられますが、10個すべて見つけるのは至難の業です。
先日イラストが変わっていたので早速挑戦しました。
が、最後の1個がどうしても見つからない…。
食事後も少し粘ったもののついにギブアップ。
WEBで公開されている答えを見ました。
最後の間違いがこちらでした↓
※ここからはネタバレ注意です※
えええー、難しすぎないですか…!
これは無理だわぁ~と私は笑っていたのですが、一緒にいた友人は「???」状態。
そう、彼は色弱(赤緑が区別しづらい)なので、そもそも差がわからないようでした。
離れた場所、細い線、明度/彩度差のない赤緑。
これはわからないも納得です。
色弱の方は男性だと特に多い(20人に1人くらい)なので、間違いが1個足りない間違い探しになっちゃった人、多いのだろうな~と思いました。
とまぁ今回は、ちょっとした遊びの中のお話でしたが、自分が何かグラフィックをデザインする時にもとっても関係があるお話だと思いました。
前提知識はあっても、つい配慮を忘れて後で気づくこともあります。
何かいい対策ないかなぁと調べていたら、NPO法人北海道カラーユニバーサルデザイン機構さんがこんな便利なまとめを作ってくれていました。
色覚に違いがある人の見え方を再現できるツールです。
色覚シミュレーション・補助ツール | カラーユニバーサルデザイン(CUD)とは | 北海道カラーユニバーサルデザイン機構 (color.or.jp)
色数が多いものを作るときや、色で情報を伝えたいときにはとても便利ですね。
または、単純にグレースケールに置き換えて、明度差があるか確かめてもいいと思います。
弊社が行うグラフィックデザインは、装置の操作パネルやUIなど、情報を伝える目的が明確なものが多いので、
色合いのきれいさも大切ですが、まずは正しくわかりやすく伝わるかどうか注意していこうと思いました。
サイゼリヤは相変わらず安くて美味しかったのでまた行きたいです。
それではまた。
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