ドキュメントチームの竹内です。

最近巷で(?)話題になっているSDGsやカーボンニュートラル(脱炭素)について触れようかと思います。

 

感覚的にSDGsと脱炭素は同じ対策(活動)と思っていたのですが、よくよく調べてみたら少し違いました。

 

SDGs(エスディージーズ、Sustainable Development Goals):持続可能な開発目標とは、2015年の国連総会で採択された、2030年までに全世界で達成を目指す国際的な目標のこと。

地球環境や貧困、経済成長などに対し、17の目標、その達成に必要な169のターゲット、達成を図る232の指標から構成されている対策。

※上のSDGsのロゴは、17の目標を日本語訳したものです。

 

そして、13番の気候変動という課題に焦点を当てた対策が、カーボンニュートラル(脱炭素)です。

カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味し、2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを政府が宣言しています。

※温室効果ガスの「排出量」「吸収量」とは、いずれも人為的なものを指します。

 

出典:環境省ホームページ(http://www.env.go.jp/

 

カーボンニュートラルは気候変動に関しての対策で2050年まで、

SDGsは気候変動をはじめ広範囲の課題に対する対策で2030年まで、ということでした。

 

実際、SDGsの展示会に行きましたが脱炭素を謳っているブースが殆どで、それで認識がずれてしまったのかもしれません。カーボンニュートラルの方が具体的で行動しやすいというのもあるのでしょうか。

 

ニュースやダイレクトメールなど、目にしたり耳にする機会が増えた環境問題。

ワードを調べることによって改めて考えさせられました。皆さんはいかがでしょうか。

 


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