おかげさまで、今月11日でペックは創業20年になります。 

 

20年前というと、「千と千尋の神隠し」のアカデミー受賞や、六本木ヒルズオープン 

地デジ放送開始、iTunes Storeの開始(このころはiPod)、携帯電話はINFObarがデビューした時代です

 

今になって振り返ると変化が少ない気がします。歳のせいかもしれませんが 

ちなみに2003年の20年前1983年は、ファミコン発売、ワープロが主流で、TVはブラウン管、インターネットはまだ無い時代です。 

 

1983年から2003年の間に、通信、インターネット、バッテリ、液晶など現在の基になる技術が登場普及したインパクトに比べると2003年から2023年の間の変化は比較的緩やかに思えます(歳のせいじゃない⁉) 

 

私自身は2003年というと、創業したてでしたので当然仕事も少なくどうやって生きてきたのか今思うと不思議ですが 

本当に良い顧客に恵まれ、いろいろと助けていただいたおかげで、今も働いていられる状況にただただ感謝しかございません 

この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございます。 

 

 

 

 

 

温故知新ということで、この当時の医療機器を紹介させていただきます(自分のデザインなんですけどね) 

SSD-4000という超音波画像診断装置(いわゆるエコー)です

 


 
 

2003年デビューなので実際の開発はもっと前になります

今見ると時代を感じずにはいられません。ん?でも意外とシンプルでいいんじゃない、一周回ってアリかもなんて思ったりしなくも・・・ 

 

電子機器の歴史は小型(集積)の歴史といっても良いと思いますが 

医療機器に関しては、小型化技術を取り入れるタイミングがかなり遅くなる傾向のため 

パソコンとか民生品は、どんどん小さくなるのになんで超音波は小さくならないのかとよくブーブー言ってました。(訳も知らずにごめんなさい) 

 

この装置も中身がパンパンに詰まっており、今考えるとありえないポジションを使用者に強いたりと 

今では考えられないプロポーションなのですが、カタログスペックとのせめぎあいで苦肉の策ではありました

が、今思えば本当に良い経験をさせていただきました。 

 

 

20年後、世の中がどうなっているか、ちょっと検索すると色々な未来予想を見ることが出来ますが 

自分の経験は確実に20年後に生きると思います(たぶん)。

自分はもういないかもしれませんが PECは、あったらいいなと思う今日この頃です。 

 

それでは、また20年後のブログでお会いしましょう! 

 

 


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