デザイングループの堀内です。
双子の一人が花粉症になってしまいました。若年齢化してきているとは耳にしていたのですが2歳で発症した事に驚きました。また、男女の双子で男の子の方だけが発症したので、よく言われる「女の子の方が身体的に強い」との通説を実感しているところです。
当然医師に診てもらってはいますが、うちでは初めての花粉症になります。保育者として対策を考えました。
まだ幼い子供に対する対策になるので制限が多くありますが以下になります。
1.適切な薬を服用する。
医師の診断を受けて適切な薬を服用します。
正直なところなかなか難しいのが目薬です。点眼時にとても嫌がります。
今のところ対症療法としての薬を服用していますが、5歳以上になると長期にわたって症状を軽減させることを目的とした根治治療ができるそうです。
2.花粉に接触する時間を減らす。
帰宅時や建物内に入る際に花粉を払い落としてから入る。衣服の素材も花粉が落ちやすいようナイロン製などのつるつるした素材の衣服にします。
調べてみると最近発表されたワークマンのアパレルの新作では、繊維上の花粉やダニの排泄物に由来するたんぱく質を低減させる機能素材を使ったシリーズも展開しているようです。
残念ながらキッズ向けのサイズは展開されていなかったですが、大勢花粉症の人に望まれる製品になるのではないでしょうか。
衣服に静電気防止スプレーを使って花粉の付着を防ぐことや、洗濯物や布団を外に干さないことも対策になります。
家に帰ったら手洗い、うがい、洗顔をして花粉を洗い流します。洗顔時に鼻の中に湯気が入って温められると鼻粘膜の充血が減って空気の通り道が広くなることも良いそうです。
空気清浄機で空気をきれいにする。空気清浄機の配置は玄関が良いそうで、帰宅時に持ち込まれた花粉を吸いこんでもらいます。
また、部屋を加湿して花粉が舞い上がらないようにすることも有効とのこと。大人も同じですが乾燥による目や鼻の粘膜、皮膚のバリヤ機能が低下すると花粉による症状が出やすくなるので室内の温度を高めるなどの保湿対策も含めて行うことがよさそうです。
まだ2歳児なので、マスクや眼鏡は直ぐに外してしまうのが対策として難しいところなんです。昨日も30分ほど子供と外出したのですが、次の日の朝起きると目を腫らしていました。本当にかわいそうです。
3.免疫力を強化
花粉症の症状をやわらげるのに毎日の食事や生活習慣の中で腸内環境を整え、子供自身の免疫力を高めるのが良いそうです。バランスの良い食事がいいとされていますが、ヨーグルトなどの発酵食品、食物繊維を含む食品、たんぱく質/ビタミン/ポリフェノール等を積極的にとると良いとされています。
あとは十分な睡眠を取り、規則正しい生活をする。インスタントやスナック菓子を減らし糖分や油分を控えめにするのが良いとのこと。
4.花粉の飛散情報を確認
最近はニュースやアプリなどでも情報を入手することができます。外出や外遊びは飛散のピークを避けるようにします。
いろいろと書き並べてしまいましたが、他にも有効な対策があるようでしたら教えてください。
家族だけではなく私の周りには大勢の花粉症の方がいます。国内だけでも約3,000万人が罹患し、現在も増え続けているそうです。
いつの日か花粉症対策を盛り込んだデザインを望まれる日が来るのではと妄想しています。
タグ: horiuchi, 医療