デザイングループの堀内です。
暑すぎた夏がやっと終わりましたが、残念なことに心地よい温度の秋は素早く過ぎてしまうようです。読書の秋ではないですけど、ささやかな願いとして子供達には本好きになってもらいたいと願っています。
Webや動画も良いのですが、活字から情報を得ることができるようになるとインプットの幅が広がります。活字から楽しく想像力を働かすことのできる人間に育ってもらいたいです。
本好きになってもらうためにいくつかやっていることがあります。
はじめは絵本の読み聞かせを頻繫にし、本に慣れてもらう。
そして、珍しい双子ということもあり嬉しいことに子供達へプレゼントをいただく機会が時々あるのですが、最近になってプレゼントのリクエストがあった場合は子供用の図鑑をお願いしています。あらためて子供用の図鑑を見てみると内容の豊富さやイラスト・写真のクォリティの高さにワクワクします(大人の方が楽しんでしまうかも)
あとは親が楽しそうに本を読んでいるところを見せるのも良いのではないかと考えました。先日大人の本として図鑑と一緒に手に取ったのが谷崎潤一郎の「陰翳礼讃・文章読本」でした。帯の「国宝級随筆、日本人にとって美とは何か。」とのコピーに驚き手に取りました。
「陰翳礼讃」は学生時代に読んでいて、文学者谷崎潤一郎が日本古来の美意識を美しい文体で説いた本だったと記憶しています。国宝級かはよくわかりませんが、説得力があり、面白く一気に読んでしまったような気がします。大人子供関係なく、日本古来の美意識に興味がある方にはおすすめができる本です。
(一緒にまとめられている「文章読本」は予備知識ないです。どのようなことが書かれているか興味がそそられます)
あとは子供達の前で本を読む時間があるのか。時間を作れるかが一番の課題です(笑)
親の願いどおりにはなってくれないかもしれませんが、チャレンジしたいと思います。

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