PECデザイナーの中島です。
あけましておめでとうございます。
私はここ2年で、毎年ラジオが聴けるものを購入しており、今、家に3台、ラジオを聴くことができる機器があります。
ラジオを買おうと思った理由は三つあります。
一つ目は、ダイヤルを回して周波数をチューニングする動作に魅力を感じていたから、
二つ目は、ラジオの持つレトロな雰囲気に魅力を感じたから、三つ目は、ネットのradikoで聴いた時に1分ほど遅いのが嫌だったからです。
最初に買ったのは、「aiwa(株)」 の「WORLD BAND RADIO AR-MD20」。
ダイヤルを回すことで、画面に表示された周波数の表示が変わっていくタイプのものです。
実際に買ってみると、ダイヤルで周波数をチューニングする動作を体験できたのはもちろんのこと、
中のスピーカーの振動にリアリティを感じ、パーソナリティの声がそこにあるような感覚になりました。
その一年後、ラジオを録音したくなり、コンポ(Panasonicのコンパクトステレオシステム SC-HC420)を購入しました。
その更に一年後、一つ目に買ったもの以上にアナログさを感じさせるラジオ(SonyのICF-506)を購入しました。
これは一つ目に買ったものと違い、ダイヤルを回すと、インジケーターが上下に移動していくタイプのものです。
このような経緯で2台のラジオと1台のコンポが家にあり、ラジオ番組をその時の気分に合わせて複数の機器で聴いたりしています。
ラジオに幼い頃から触れてきたわけではないのですが、なぜかラジオの周波数のチューニングの動作には、アナログ特有の魅力を感じます。
デザイン的には、周波数を調整するダイヤルは、人と機械の接点=「インターフェイス」の一つです。
単なるボタンのインターフェイスは、タッチパネルでまとめられることも多いですが、ダイヤルは立体のボタンとして電子レンジ、ラジオなど、いろんな機器に残っていて欲しいと思っています。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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