こんにちは、設計の立川です。 

梅雨も明け、すっかり夏らしい日々になりました。 

 

先日、以前から欲しいなと思っていたVR機器を購入しました。 

使用した感想としましては、仮想の世界なのに実際に自分の体がそこにあるかのように錯覚するくらいすごいものでした。 

 

しかし、使っている中で少し気になることがありました。 

目線の高さが変わると見えているもののスケールが違って見えるのです。 

当然といえば当然のことなのですが、普段意識することがないので驚きでした。 

 

また、似たような経験を業務中に感じることがありました。 

普段CAD上で製品のモデルを見ていると実際の寸法よりも大きく見えることがよくあります。 

 

データ上では無限に拡大できるのに加え、比較対象がないため大きさがわからなくなることが原因だと思われます。 

個人的な対策として、手元に置いてあるスケールでどのくらいのサイズ感なのかを確認したり、

原寸大で紙に印刷したり、3Dプリンタを使って確認したりしています。 

 

しかし、大きい製品になるとそういった方法が使えないので、

そういうところではVRが使えれば便利そうだなと感じました。 

新しいものはなかなか受け入れられ辛いことが多いですが、便利なものもたくさんあったりします。 

そのうちVRでモデリングやCADを動かす日が来るかもしれませんね。 


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