PEC株式会社 設計の小原です。


先日、PECで開催された研修を紹介しようと思います。

 

PECでは定期的に研修を実施しデザイン・設計能力を磨いています。


今回は、材料・加工方法について研修を実施しました。


研修内容としては、普段よく使われる材料(金属・樹脂)の特性からそれにまつわる
加工・成形方法について勉強しました。

 


この研修には、設計者だけでなくデザイナーの方々も参加しています。

 

デザイナーの方も、材料や加工法を学ぶことで、現実性があるデザインに活かすことができ、
クライアント様にとって、より現地味があるご提案ができるように尽力しています。

 

設計としては、普段使っている材料について再認識すると共に、

馴染みの薄い材料については他の設計者から経験談を聞くことで、より材料について理解が深められる内容でした。

 

 

その中で、自分にはなかった発想がありました。


皆さんはウェルドラインってご存知でしょうか。

 

樹脂成形品が固まる際に流動性の違いなどによってできる不均一な表面の模様や溝です。


私としては、ただの表面不良だと考えていたのですが、ウェルドラインをあえて残すことでデザインとして取り入れている製品もあるとのことでした。


表面不良と思っていたものをデザインに活かすというのは、私にとって目から鱗の発想で、

そういった逆転の発想をしている製品が普段から周りにあり、自分は意識していなかったと強く気付かされました。

 

クライアント様にとって意外性があり、より魅力的なご提案ができるようにPECでは研修を実施しています。

 

簡単ですが、PECで開催されている研修内容の一部を紹介しました。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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