フルキーボードとテンキーレスの違い
これまでフルキーボードを使ってきましたが、今回テンキーレスキーボードに変えてみました。
キーボードは、仕事で毎日使う道具の一つで、人によって好みやこだわりがはっきり分かれます。
フルキーボードはテンキーを含めた入力のしやすさが魅力ですが、横幅が広く、マウスまでの距離が遠くなりがちです。
一方テンキーレスはデスクがすっきりし、マウス操作や姿勢が自然になりました。テンキーがない不便さはありますが、普段の業務では思ったほど困りませんでした。
ナビゲーションキーの存在に気づく
テンキーレスを使ってみて、フルキーボードで通常キーとテンキーの間にある、HomeやPageUpなどの「ナビゲーションキー」の重要さに気づきました。
普段は意識していなかった操作が、このキー群によって支えられていたことを実感しました。
キーの数を減らす中で、どの操作を残し、どこに配置するかが使いやすさを左右する点は、UI設計そのものだと感じます。

作業環境が変わっても違和感が少ない
テンキーレスはノートPCの配列に近く、デスクトップとノートPCを切り替えても操作感の違和感が少ないと感じました。
将来的には、iPadとキーボードを組み合わせた作業にもつなげていきたいと考えています。
最も身近なUIに目を向けてみる
ペックでは、プロダクトデザインや画面デザインなど、UIに関わる業務が多くあります。
その視点で考えると、キーボードは毎日触れている、最も身近なUIの一つかもしれません。
フルキーボードとテンキーレスを使い比べてみて、「何を前面に出し、何を省くか」という判断が、使いやすさに直結することを改めて実感しました。
身近な仕事道具に目を向けることは、UI設計の感覚を磨く良いトレーニングになるのかもしれません。
本記事が、今年最後のブログ投稿となります。
本年もブログをお読みいただき、ありがとうございました。
来年もペック一同、より良いものづくりに取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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