ペック株式会社、デザイナーの佐藤です。

今回はCEATECに行ってきた話をしようかと思います。

 

CEATECとはIT技術、エレクトロニクス、CPS/IoT、AI、ロボットなどの最先端技術や製品が一堂に会す見本市のことで、恐らくこちらの読者様はご存知かと思います。

今年はやはりAIがメインとなっており、独自のAIソフトを作る企業やAIを使って社会を効率化する取り組みが目立っていたイメージです。

思い返せば数年前まではスマート家電やスマートハウスを見て、おお凄え!なんて思っていましたが

今回の展示では、スマート家電、ああそれねと思ってしまう位だったので、AIの勢いが凄い!というのと社会の変化が早いんだなとイベント中に感じておりました。

 

今回私もAIに関心があったので各ブースを興味深く見させてもらいました。

個人的に1番興味を持ったのがNECさんのAIソフト、BestMoveを使って伊藤園さんが製品のマーケティング検証を行ったというもの。

NEC、伊藤園にマーケティング施策立案ソリューション「BestMove」を提供開始 (2025年9月12日): プレスリリース | NEC

 

AIがクレジットカードやID-POSなどの購買傾向分析データを組み合わせることで、新しい顧客を創出するだけでなくキャッチコピーや動画製作のアドバイスまで行ってくれたそうで、実際に売り上げも上がったんだとか。

これはデザイナーとしては無視出来ないですね。脅威でもありますが1つのツールとして味方に付けたいです。

かくいう私も生成AIを使って実験を行っています。ただ、社内規定やクライアントさんの規定に合わせるのが大変なので実践導入していないのが現状です。

 

きっと数年後にはAIを使った仕事が当たり前になってくると思います。果たしてAIは何が出来て、そして何が出来ないのか、私も実験しながら社会を注意深く見ていたい、CEATECに行ってそんな事を思いました。

 


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