ペックのデザイナーの中島です。
今回は、Nothing Technology社から発表されたヘッドホンについて書かせていただこうと思います。
イギリスで7月1日、Nothing Technolog社からヘッドホン「Nothing Headphone(1)」が発表されました。海外では、7月15日に発売されるそうですが、日本での発売日はまだ発表されていないようです。
画像出典:https://eu.kef.com/products/nothing-headphone-1?variant=55535563997557
Nothing Technologyは、進化によって脅威的なものになってきたテクノロジーにワクワクを取り戻したい、という考えのもと、透明素材を用いたデザインの製品を打ち出しているイギリスのデジタル機器メーカーです。
Nothing Technologyは、これまで、透明部分を特徴とするイヤホンやスマートフォンを数多く生み出してきていますが、今回のヘッドホンにおいても、透明プラスチックが外装に用いられています。また、形状の異なる物理ボタンが配置されており、触覚でボタンを区別しやすい点が特徴となっているようです。
右のイヤーカップには、再生コントロールや音量調整を行うためのローラー、パドル、そしてカスタマイズ可能なボタンが配置されています。
画像出典: https://eu.kef.com/products/nothing-headphone-1?variant=55535563997557
詳しくは以下をご覧ください。
https://helentech.jp/news-69077/
https://av.watch.impress.co.jp/docs/review/review/2027532.html
パッと見た時、テクノロジーとインパクトを感じました。
テクノロジーを感じたのは、透明な樹脂パーツの奥に、正円の穴やパーツ、長方形の凹みなどの基本形の要素が、システマティックに配置されているように見えたからだと思います。
インパクトを感じたのは、上記のような基本形の要素が表に多く見られた点と、四角と長丸の二つのボリュームで構成されるボディが既存のヘッドホンにはあまり見られなかったからであるように思います。
日常使いという印象ではないですが、テクノロジーを身に纏う高揚感を感じさせるのは確かであるように思いました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
タグ: nakajima, design