こんにちは。ペック株式会社、デザイナーの佐藤です。
皆さんは電動歯ブラシって使ったことありますか?
私はこの前、コストコで定価の4000円引きの電動歯ブラシを衝動買いしました。
ただ、衝動買いと言っても以前から気になっていたんですが。
理由としては、年齢を重ねるごとに歯が黄色くなってきている気がしたのと、虫歯予防、そして知人が何人か使っていて評判を聞いていたのもあって、買ってしまいました。
実際使ってみると手で磨いた時には味わえないツルツル感を感じます。やっぱり凄いです。
そこまでは電動歯ブラシを買ったらこうなるだろうなという予想はついていましたが、
買ってから気づいた面白い機能が幾つかありました。
まず、歯を磨く時に正常な圧力が掛かっているかを光の色で教えてくれる機能。
正常に磨けているときはランプが緑に光り、力を入れすぎると赤く光り、力が足りない時は青く光ります。
これは初心者には優しい機能だなと思いました。ただ、歯を磨いている間、手元がずーっと光っているので少し煩わしい気もします。
そして、今回ビックリしたのはこの電動歯ブラシにBluetoothが内蔵されておりアプリと連動出来ること。
何が出来るかというと、歯を磨いた日時や所要時間、磨く時の力の掛け方をモニタリングして記録くれるものでiPhoneのヘルスケアアプリとの連携も出来ます。
これに関しては、歩数、消費カロリー、心拍数ほど重要な感じはしないので、必要?という感じでした。
ただもっと驚いたのが、歯の形をトラッキングして磨けてない箇所を教えてくれる機能があるということ。
そりゃ凄えや!と思って色々試したのですが一向に出来ず。
説明書を見ると私が買った歯ブラシよりもグレードの良いものにしか付いていない機能とのこと。
なんだよと思いつつも商売上手だなと思いました。
以下理由です。
・アプリを開いて機能に驚く
・自分の歯ブラシにはない機能だと知る
・思わず上級グレードの歯ブラシを調べる
・次はトラッキングが付いてるのを買ってみようかなと調べる
と、グレードに関わらず共通のアプリを使うことによって上記の様な機能拡張をユーザーに認知させるとともに、
ユーザーを囲い込みつつステップアップさせる流れを生み出しているんです。
正直なところ、メーカーの思惑にハマってなるものか!ちょっとセコいぞ!とも思いましたが、次はトラッキング付きも良いなと思ってしまった自分もいます。
職業病なのか、いつもこんな事を考えてしまうのでした。
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