PECデザイナーの中島です。


少し前に「東京国立博物館」に行き、東洋の像や土器などの美術・工芸品を鑑賞しました。
一度に全部見切れないほど膨大な数の展示物があり、圧倒されました。


様々な展示物を見た中で、一番印象的だったのは、紀元前何百年の時代にバリエーション豊かな造形が生み
出されていたことでした。今のようにインターネットがない時代に、機能的な条件と周りの自然の観察など
から生み出された健やかな造形はとても新鮮でした。

 

彩文土器 (イラン、テペ・シアルク、鉄器時代・前8世紀頃)
(出典:https://4travel.jp/travelogue/11124265

 

 

樽形水差(キプロス 、鉄器時代・前8~前6世紀)

(出典:https://4travel.jp/travelogue/11124265

 

特に写真のようなイランやキプロスの土器は、曲線的でバランスの取れた美しい造形だと感じました。
時代、国、社会は違えど、美しい造形に対する感覚には、ある程度の普遍性があるように思いました。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

 


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