1. ストーリー性のあるデザインをご提案します


製品が販売される場面では、必ず製品について説明が必要であり、その説明はユーザーの問題をどのように解決するのかなど、ニーズに基づく必要があります。当社では、このように「ユーザーのニーズ・課題にどのように応えるのか」をストーリーと呼び、ストーリー性のあるデザインをご提案します。


これは例えば、医療機器をセールスする場面で、エンドユーザーのお客様に対して 「流行りだからこの形にしました」では説得力がなく、製造側の意図、医療現場で のものの見方・考え方などを設計し、製品として反映し、説明できなければ、納得し ていただけないでしょう。「なるほど」と思っていただける要素は後付けでは生まれ ません。最初から戦略として考えておく必要があります。




2.機械設計との綿密なすり合わせによるプロダクトデザイン

プロダクトデザイン/工業デザインと機械設計とは、双方とも製品開発において必要不可欠な工程です。しかし、どちらかが外注である場合も多くあります。当社では一貫して社内で対応いたしますが、分業(外注)する場合と比較して、メリット・デメリットがあります。


まず、プロダクトデザインと工業デザインを別の会社(それぞれの専門会社)に依頼することがメリットになる場合としては、コンシューマー向け製品で、プロダクトデザインを変えることで新しさを表現したい場合があります。プロダクトデザイナーや工業デザイン会社ごとに得意なテイストがありますので、外注先を使い分けることで、デザイン性を変えることができます。



デザイン性を変える

両部門を内製化して一貫して行うメリットとしては、「両部門間のすり合わせが容易であること」があります。特に装置など部品点数が多くプロ向けの製品では、デザイン性と機能性を両方追い求めながら最適なコストを検討していくかめには「すり合わせ型の開発」が有利であることが多くあります。当社では、開発コスト、開発スピードに柔軟に対応すべく、プロダクトデザインと機械設計を内製化しております。



開発コスト・開発スピードに柔軟に対応

3.ユーザーにとって使い心地の良い体験の提供


医療機器が他のプロダクト異なる点として、「操作するのは医療従事者様であり、使用されるのは患者様である」ことがあげられます。医療機器のデザインでは、患者様にとっての体験の向上と、医療従事者様にとってストレスなく使用できることが求められます。



時代の変化というのは、文字の書体ひとつ、デザインの形状や配色ひとつをとっても、 感じられるものです。患者様をとりまく環境はプロダクトデザインにあふれています から、昭和初期の製品と、現代の製品とを並べてみたときに、「昭和初期」の製品群を 言い当てることは難しくありません。意識はしていないかもしれませんが、生活とは 常にデザイントレンドと接しているわけです。そこで、医療機器を見たときに「古そ うだな」「痛そうだな」「ごついな、怖いな」と感じられることは、せっかく、医療 現場で良い治療、良い技術があったとしてもデザインが台無しにしてしまっていると いうことになります。

私たちはこのような一般人の目線にたって「患者様が感じる心境」と「医療従事者様が持つ技術を発揮する」ことをつなぐプロダクトデザインを心がけております。


プロダクトデザイン実績

超音波画像診断装置
便潜血全自動免疫化学分析装置
パルスオキシメーター
ドライブレコーダー
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